名倉潤さんが休養に

雑談

 
 
人気お笑いトリオ、ネプチューンの名倉潤さんが、今年の8月病気療養に専念するとして、活動休止を発表しました。
 
名倉潤さんは昨年6月に頸椎椎間板ヘルニアの手術を受けていますが、術後の生活変化へのストレスが要因でうつ病になったと発表しました。休止期間は2か月としていますが、「うつ病が2か月で治るの?」「もっとゆっくり休んでほしい」と、療養期間に関して大きな反響がありました。
 
精神面でも非常に心配なニュースですが、名倉潤さんが抱えるうつ病とはどんなものなのか、そして周りではどんなサポートができるのかなどについて考えてみたいと思います。
 

うつ病のきっかけは?これまでの名倉潤さんについて

名倉潤さんと言えば、ネプチューンのメンバーの堀内健さん、原田泰造さんから「潤ちゃん」「リーダー」と呼ばれる兄貴的な存在で、キレのあるツッコミと愛されるキャラクターでお茶の間からも大変人気があります。
トリオを結成して26年目の彼らは知名度も高く、数多くの冠番組やレギュラー番組をもっています。
また、名倉潤さんは奥様である渡辺満里奈さんとのおしどり夫婦としても有名です。
 
長年に渡り活躍しつづけてきたネプチューンだけに、名倉潤さんの突然の休養発表に驚かれたファンも多いと思います。
 
うつ病の原因となったのは、本人も公表している「頸椎椎間板ヘルニア」の「手術の侵襲」によるものだそうです。
「侵襲」とは、人の身体を傷つけること。つまり、手術によって傷ついた身体への負担が大きく、身体的にも精神的にもストレスでまいってしまったということでしょうね。
 
そもそも、頸椎椎間板ヘルニアは骨と骨の間の椎間板と呼ばれる軟骨部分が、一部ずれて飛び出してしまう症状です。椎間板が脊髄や神経を圧迫することで、首の後ろや肩、腕などにしびれや痛みが出てしまいます。
 
恐らく手術前から頸椎椎間板ヘルニアの症状で身体には大きな負荷がかかっていたことでしょう。手術をすることで改善するとはいえ、手術の身体へのダメージは大きく、なかなか元の生活に戻れない日々が続いたのだと考えられます。手術後の身体の心配や今後の仕事への影響などの様々な不安から、精神的にもかなり追い詰められてしまったのではないでしょうか。
 

うつ病になりやすい人がいる?うつ病という病気

 
うつ病とは、憂鬱な気分や意欲が低下し、その心理状態が続くことで社会生活に影響が出てしまう病気です。重症化すると、意思疎通や社会活動が困難になってしまいます。
 
発祥する要因はひとつではなく、「環境要因」「性格要因」などの様々な要因から身体面、精神面に不具合をきたします。
環境要因は、様々な環境が関係する最も大きな要因です。人間関係や仕事のトラブル、結婚や出産、昇格降格といった環境の変化によりストレスが続くことで、うつ病に発展します。
また、性格的にうつ病になりやすい傾向の人がいます。これが「性格要因」です。
うつ病というのは、脳のエネルギーが欠乏することで引き起こされると言われています。脳のエネルギーを放出することが多い完璧主義の人や几帳面な人、常に人に気を配る人というのは、うつ病にかかる危険性が高いそうです。
 
うつ病になると、下記のような症状が確認されます。

・いつも憂鬱で楽しく感じることがない
・何かに集中することができない、些細な決断ができない
・好きだったことへの興味や意欲がなくなる
・眠れない
・食欲がない
・頭痛が続く

 
他にも様々な症状がありますが、代表的なうつ病診断の項目として確認することができます。
今では国民病とも言われるうつ病。WEB上でも簡単なアンケートでうつ病診断を行うことができるので、もし不安がある方はやってみてはいかがでしょうか。
 
うつ病の治療法としては、十分な休養・抗うつ剤などのくすりによる治療・医師や専門家とのカウンセリングを行う精神療法があります。
 

渡辺満里奈さんがコメント!どのようにうつ病を克服するのか?

名倉潤さんの奥様である渡辺満里奈さんが、10月7日発売の雑誌「AREA」にて独占インタビューに登場しました。渡辺満里奈さんが、名倉潤さんのうつ病に関するコメントを発表するのは初めてのことです。
 
渡辺満里奈さんはインタビューの中で、休養中にはできる限り”いつもの夏”を過ごし、夫婦で沢山話をしたと語りました。
 
うつ病の克服には、周りのサポートが欠かせません。うつ病をひどく深刻に捉えて落ち込んだり暗くなってしまうよりも、渡辺満里奈さんがインタビューで語ったように、なるべく普段通りの生活を一緒にすることが良いのかもしれません。また、「夫婦で沢山話をした」とのこと。普段はお互いに忙しくてゆっくり話をする時間がとれなくても、こういった機会に向かい合って色々な話をされることは、名倉潤さんにとっても良いリラックス効果があったのではないでしょうか。
 
ちなみに、堺雅人と宮崎あおいが主演を務めた『ツレがうつになりまして』という2011年公開の映画があります。映画では、鬱にかかった夫を妻が支える中で「がんばらないこと」を優しく伝え続けています。病気と向き合う時、大切な人がうつ病になった時、私たちには何ができるか考えさせられる映画なので、もしよかったらチェックしてみてください。
 

うつ病予防!うつ病にかからないためにできること

 
うつ病は環境の変化や様々な要因からくるストレスが継続することで発症しやすくなります。
うつ病にかからないためには、ストレスをため込まないことが一番良いでしょう。
 
人間関係や仕事上でストレスが溜まることは、誰にでも経験があると思います。ストレスの対処法は人により様々ですが、うまく発散できずにため込んでしまう人もいます。
そういった傾向がある方は、注意が必要です。自分では気がつかないうちにうつ状態が進行するケースがあります。
今一度自分の心とゆっくり向き合ってみて、ストレス状態を感じることが大切です。
もし最近大きな環境の変化があったり、イライラ・疲れやすさを感じるようであれば、ストレス解消に努めましょう。
仕事でストレスを抱えている人は、まずは休養をとり一旦仕事から思考を引きはがすことが有効です。無理をしている人ほど、「そんな簡単には仕事を休めない」という人が多いです。しかし、無理をして身体を壊しては元も子もありません。うつ病を発症したらなかなか治りにくいだけでなく、再発の可能性もあります。
そうなる前に、休養という決断をすることがとても大切です。
 

うつ病は治る!しっかり休養して回復を!

 
うつ病は、適切な対処と十分な休養で治すことができる病気です。治すためには、長い目で見てゆっくりと回復していくことが重要です。
 
名倉潤さんは2か月の休養とのことでしたが、2か月と言わず、気分的にも回復するまで十分に休養し、また明るい笑顔を見せてほしいですね。
 
 
 
 
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Team ladybird
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