売れないYouTuber

雑談

 
 
YouTube(ユーチューブ)といえば、ここ日本で近年、爆発的に広がった動画共有サイトです。
そして、そこで生まれたのがYouTuber(ユーチューバー)という職業です。
 
今回は、【YouTubeで稼げるのは一握り?】というテーマで色々と考察をしていきたいと思います。
 
【YouTubeの始まり】
 
2005年のアメリカ合衆国カリフォルニア州でチャド・ハーリ、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらがYouTubeをスタートさせており、YouTube自体は、創業して14年で意外とYouTubeの歴史って短いんです。
ちなみに、YouTubeのYouは、「あなた」Tube「ブラウン管」という意味です。
日本で本格的に広まっていったのは、日本を含めた9ヶ国語を対応した2007年くらいと言われています。
 
【YouTuberとは?】
 
YouYuberという職業は、今のところ明確な定義はされていませんが、基本的には「YouTube上に動画をアップしている人や集団」を指す言葉です。
ただ、動画を投稿してYouTubeからの収益をもらえてる人、もらえてない人もいるので、ここでは収益化をしてる人のことをYouTuberという方が良いかもしれないです。
 
そのYouTuberの中でも現在でのトップYouTuberは、こちらです。
 
「Hikakin」
動画再生回数 約63億回
チャンネル登録者 約772万人
 
Youtubeと言えば、Hikakin(ヒカキン)という人も多いと思います。
主に子供から20代に絶大な人気を誇り、まさに日本人YouTuberのパイオニア的な存在と言ってもいいと思います。
 
「はじめしゃちょー」
動画再生回数 約66億回
チャンネル登録者 819万人
 
スライム風呂など、気軽に楽しめるネタ動画を投稿しているイケメンYouTuberで女性ファンもいいです。
 
「SekineRisa」
動画再生回数 4億回
チャンネル登録者 約131万人
 
女性Youtuberで主にコスメや美容系、旅動画投稿をされてます。
女性目線での投稿でメイクのやり方などを参考にされてる方も多いみたいです。
 
「Fischer’s」
動画再生数 約78億回
チャンネル登録者 約580万人
 
Fischer’s(フィッシャーズ)は、中学生時代の友達7人組で構成したメンバーで、ドッキリ動画、心霊動画などいろんなエンタメな動画を投稿してます。
 
「ヒカル」
動画再生時間 約21億回
チャンネル登録者 346万人
 
夏祭りのくじを全部買いの動画で一気に人気に火の付いた方ですね。
かなり、チャレンジな動画投稿で人気のYouTuberです。
 
他にも多くのトップクラスYoutuberがいます。
トップクラスがいるということは、稼げない通称「底辺YouTuber」と呼ばれている人たちもいます。
 
【YouTubeで収益を得る方法】
そもそもYouTubeで収益を得るにはクリアしないといけないハードルがあります。
それが、この二つ。
 
・1年間の総再生数が4,000時間以上
・チャンネル登録者が1,000人以上
 
この二つをクリアしないといけません。
 
実際にクリアできているYoutuberは、全体の約10%と言われています。
その10%に入ることができなかった残りの90%の人が収益化できていないYoutuberということになります。
筆者の友人の美容師が1年半YouTubeに動画投稿してます。
 
1年半で動画を600本アップしていて、チャンネル登録者が156人という、まさに底辺Youtuberという状況です。
 
42375883_xxl
 
筆者の友人を例に挙げるなら、1年半で登録者が156人ということは、単純計算でチャンネル登録者1,000人になるには7年近くかかることになりそうです。
 
さらに、条件を満たして収益化できても1再生0.1円と言われいるので、もし1ヶ月で1万再生することができても収益としては、千円しかもらえません。(1再生あたりのの金額は公表されておらず、およそ0.1円と言われています)
Youtubeだけで生活するって、それくらい厳しい世界ということがわかります。
 
【新たな広告収入以外の収益方法】
 
新しくYouTubeが始めた動画再生の広告収入以外にも別の収益方法があります。
「スーパーチャット」と「YouTubeチャンネルメンバーシップ」です。
 
まず、スーパーチャットですが、これは動画再生回数は関係ありません。
動画を見た視聴者が、おひねりような形でコメントにお金を乗せて投げ銭できるサービスになってます。
「再生回数に関係なく、お金を稼げるなら例の条件も関係ないし稼げそう!」と思いの読者の方もいるんではないでしょうか?
 
しかし、よく考えてみて下さい。
 
私たち視聴者が見ているテレビでプロが多額の制作費をかけて作ったドラマやバラエティーなどを「無料」で見ることが当たり前の状態です。
そこを考えると、よっぽど良質な動画でないと投げ銭するまで至らないと思います。
底辺YouTuberがスーパーチャットで稼ぐことも難しそうです。
 
もう一つのYouTubeチャンネルメンバーシップは、月額490円を払うことで好きなYouTuberを支援できるサービスです。
 
視聴者は月額費を払うことで、絵文字や様々な特典をチャンネルから得ることができます。
ただし、ここにもハードルがあり、チャンネル登録者数が3万人いないと、このサービスは使うことができません。
これもまた、底辺Youtuberには厳しいです。
 
【底辺YouTuberからトップYouTuberになるには】
 
先ほど、説明したようにYouTubeで収益化できてる人は、全体の10%です。
この10%に入るにはやはり良質な動画を何年も投稿し続けるというが一番の近道かもしれません。
あのヒカキンさんですら、YouTubeがまだ日本に浸透していない8年前から動画投稿をしています。
10分ほどの動画をアップするだけでも動画編集が数時間かかるみたいです。
 
最近では、芸能人の方もYouTubeに参戦する人が増えました。
お笑い芸人のキングコングの梶原さんも、カジサックとしてチャンネル登録者100万人を超えるYouTuberへ華麗に転身されています。
これからもっと、芸能人がYouTubeに参戦していき、より激しい競争が行われるであろうYouTube。
成功すればサラリーマンでは絶対にもらえない収入を手にすることができる、夢のような仕事です。
視聴者から見れば、好きな時に仕事ができて通勤もないし、嫌な上司もいない、簡単に好きなことで稼いでいるように見える世界でも、いざYouTuberになって動画投稿で生計を立てるは大変みたいです。
やはり、YouTuberで稼げるのは一握りですね。
 
 
 
 
当サイトは広告を含めています。広告のクリックによる収益は全て当サイトの管理、維持、コンテンツ製作に使われます。
 

Team ladybird
タイトルとURLをコピーしました