さほどゲーム業界に詳しくない人でも、据え置き機やソニーや任天堂などから発売されている携帯機よりもスマホゲームの方に勢いがあるのはお気づきかと思います。
よくCMの打たれているグランブルーファンタジーやメディアでも騒がれ一種の社会現象を巻き起こしたポケモンGO、白猫プロジェクト、パズドラ、モンスターストライク、
Fate/grand orderなど数えればキリがないほどの人気アプリが存在します。
ブラウザゲームでは、艦隊これくしょん、刀剣乱舞なども人気ですね。これらのコンテンツに共通するのは自分のペースでプレイしつつも、
貴重だったり課金が必要なアイテムの配布があること、アップデートによりゲーム内に新たなシステムやキャラが追加されることなどがあげられます。
つまり、魅力のあるイベントやキャラ、ストーリーなどを追加し続けることでユーザーにとってマンネリ化しにくいという状況があります。
1つのゲームになんとなくマンネリや飽きを感じても手軽に他のゲームを始められるという敷居の低さもスマホゲームのダウンロード数が伸び続ける要因です。
アンドロイドでもiphoneでも売上ランキングなどに入ってるアプリは有料の完成しているアプリよりもインストー・基本プレイ無料のアプリが軒並み上位を占めています。
長期に渡りプレイしていると、アプリのアップデートにより、スキル効果変更やキャラ消滅など運営者の裁量で変わってしまうものもありました。
しかし、プレイヤーが求めているのは、話として完結されていて先のわかるものよりもキャラでもストーリーでも未知のものを体験してみたいという好奇心です。
なので、アプリの一部のみが変わろうとも、よほどの改悪でない限りはそれによってゲーム自体をやめてしまうというプレイヤーは少数です。
また、人気のアプリはキャラが魅力的だったり、システム自体がどこか懐かしいものがありつつ、 プレイヤースキルを求められるものだったりと何かしら他のアプリとは一線を画すものがあります。
つまり、いつかどこかで体験したようなものばかりではヒット作を生み出すのは難しいということです。
人気の艦隊これくしょんや刀剣乱舞などのブラウザゲームにしてみても、船や刀の擬人化の会話パートのみのゲームだったらここまでのヒットはなかったでしょう。
ユーザーの欲求を満たすためには、システム面の改良、新しいコンテンツの開発、魅力的なキャラクターなど様々な努力をする必要があります。
また、これだけスマートフォンが普及した中で据え置き機のソフト開発のみでこれから先もずっと会社を経営してくというのは、よほど優れたものでない限り難しいでしょう。
私が見聞きし体験したあるゲームは、20年近く据え置き機でシリーズとして出してきたものの最新作で、「歴史も終わりか」などと思うものもありました。
現状において、それぞれの媒体でユーザーが何を求めいてるのかをしっかりと把握したゲーム作りを意識しましょう。
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