■C#の変数
C#には、フィールドとローカル変数があります。
フィールドは、クラス内で共通で使える変数のことです。
ローカル変数は、あるメソッド内でのみ使える変数のことです。
※static fieldの場合は、データ型が最初ランタイムにロードされる時に該当のデータ型(型のメタデータを持つオブジェクト)に生成されアプリケーションが終了するまで存在します。
ローカル変数はデフォルト値の割当がないので、使用前に値の割当をしないといけないが、フィールドの場合は該当データ型のデフォルト値で自動で割当されます。
C#の変数名は大文字小文字を区別(case-sensitive)するので、気を付けましょう。
■C#の変数例
namespace TestApplication1
{
class TestCls
{
// フィールド(クラス内で共通で使える変数)定義
int fieldObj;
const int MAXVAL = 9999;public void FuncLocal()
{
// ローカル変数定義
int localObj;// 下記の行で割当をしないとエラーになる
localObj = 10;Console.WriteLine(fieldObj);
Console.WriteLine(localObj);
}
}
static class Program
{
// プログラムには必ずMain()が存在しないと行けない
static void Main(string[] args)
{
// テスト
TestCls t = new TestCls();
t.FuncLocal();
}
}
}
■C#の定数
C#で定数の定義はconstを使います。変数と似たような感じで宣言するが、先頭にconstを付けて定数と言うことを表します。
constの代わりにreadonlyを使って読込専用のフィールドも宣言できます。
※readonlyは、フィールド宣言時やクラス生成時に値の設定が出来るし、ランタイム時に値が決まります。
namespace TestApplication2
{
class TestConst
{
// 定数定義
const int MAX_VALUE = 9999;
Mbr />
// フィールド定義
int Max;
// readonlyフィールド定義
readonly int MIN;
public SetMaxVal()
{
Max = 1;
}
}
}