失敗した・間違えたときに大事なこと

ビジネスマナー

 
仕事上でのミスや間違い、失敗は誰にでもあります。失敗の大きさも影響の範囲もさまざまですが、大切なことは間違いを起こした時に、どれだけ素早く対応するか、失敗経験をその後にどのように生かしていくかです。
 
◇失敗した内容の確認
 
仕事上の失敗は自分で気づくこともありますが、他の人から指摘されることもよくあります。メールの宛先に必要な人が漏れていたというような比較的小さなミスから、発注する単位の桁が違っていたというような大きな間違いまで、さまざまです。
まずは冷静になって、「本来すべきところを、どのように間違えたのか」をはっきりさせます。
 
◇責任者へすぐに報告
 
失敗したことが確実にわかったら、その仕事の責任者に急ぎ報告します。厳しい上司や、ミスの影響が大きく出そう場合は非常に報告しづらいものですが、時間の経過とともに取り戻すのが難しくなることが多いです。隠さず、素直に謝ります。
まずは間違えた内容をきちんと知らせて、対処方法を確認します。この時「ミスをしたので、このように対応したいがそれで良いか」というように、報告と自分で考えた対応も伝えます。勝手に判断せず、対処方法を指示されたら、すぐに取り掛かります。
 
◇対応へのフォロー
 
失敗を周囲の人がカバーをしてくれることもあります。仕事は協力して行うものですから、卑屈になることはありませんが、助けてもらった場合は必ず口頭でお礼を伝えましょう。自分一人では対応できない場合は、他に人に頼りましょう。
 
◇失敗を生かそう
 
何とかミスを取り戻すことが出来たら、次に必要なのは失敗を繰り返さない対策づくりです。間違いの原因は何か振り返ります。
作業ミスなら、手順にチェックを追加したり、別の人と必ず確認し合うような流れに変えたりすることが有効でしょう。メールなどの送信ミスであれば、いったん別の人に送って確認してもらってから改めて送るなどの、確認体制を作ることで再発を防止できます。
なぜ失敗したのか、どうすればミスを防げたか、自分でしっかり分析してその後の仕事に反映させていくことが大切です。
 
失敗やミスは誰にでもあります。初めての失敗や難しい業務なら2度目くらいまでは、ちょっとした叱責などで済むこともあります。ただし3度目となると、「失敗から学ばない奴」として、評価を下げることにもつながってしまいます。
 
ミスにいつまでもくよくよせず、失敗の防止にしっかりと取り組むことで、業務全体に効率アップにつながることもあります。
失敗してしまった時こそ、しっかり原因を追究して改善策を考えて、次へのステップアップに変えていきましょう。
 
 
 
 

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Team ladybird
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